solarisのメモリ監視で全体的な空き容量を見るのにsarコマンドのfreememを見ます。
Zabbixのvm.memory.size[free]でモニタできる数字は、このfreememと同じ数字のようです。
sar
sar -r で見ると空きメモリが17,430MBの空きがあることがわかります。
$ sar -r 1 10 | tail -3 11:35:24 2231069 81734576 Average 2231873 81751769 $ expr 2231069 \* `pagesize` 18276917248 $ expr 18276917248 / 1024 / 1024 17430 $
vm.memory.size
ほぼ同時にZabbixのエージェントで確認するvm.memory.size[free]のサイズを見ると、ほぼ同じであることがわかります。
$ zabbix_get -s solaris.local -k vm.memory.size[free] 18263621632 $ expr 18263621632 / 1024 / 1024 17417 $
数字の見方
solarisのマニュアルによると物理メモリの1/64を下回るとページスキャンの頻度があがりOSのオーバヘッドが増加します。
メモリ不足がボトルネックになり、体感的にパフォーマンスが落ちる状況です。
通知する閾値の目安となるでしょう。