きっかけ
これまでスクリプト言語を使ってこなかったのですが、本屋で”みんなのPython”という本に”「Google言語。」やらず嫌いのあなたに贈る”というフレーズを見て、そろそろ入門してみるかと思ってしまいました。
- 作者: 柴田淳
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/08/22
- メディア: 単行本
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pythonは、いいのか
J2SE6スクリプティング標準の実装であるApache BSFがサポートしているスクリプト言語のgoogleインデックス数ではJavascriptを除くと国内外ともpythonが多いので、ひとまずいいと判断します。
ウェブ全体のgoogleインデックス数
Javascript | 636,000,000 |
python | 153,000,000 |
Tcl | 48,100,000 |
XSLT | 32,900,000 |
groovy | 20,600,000 |
JRuby | 2,530,000 |
Java(BeanShell) | 700,000 |
NetRexx | 152,000 |
JLog | 125,000 |
ObjectScript | 55,400 |
ooRexx | 39,800 |
JudoScript | 37,400 |
日本語のgoogleインデックス数
Javascript | 5,920,000 |
python | 2,480,000 |
XSLT | 1,830,000 |
groovy | 1,330,000 |
Tcl | 618,000 |
JRuby | 568,000 |
Java(BeanShell) | 32,300 |
JLog | 29,600 |
ObjectScript | 12,400 |
JudoScript | 819 |
NetRexx | 445 |
ooRexx | 181 |
環境構築
Ubuntuの環境にPythonの開発環境を構築します。
必要なのは、Python、ユニットテスト用のフレームワーク、エディタ
いずれも、Ubuntuにパッケージが用意されており、下記で設定完了
Python
$ sudo aptitude install python
ユニットテスト用のフレームワーク
$ sudo aptitude install python-unit
エディタ
$ sudo aptitude install python-mode
Windows環境では、Eclipse用のプラグインがあるようですが、まだまだこれからという感じのコメントが多いです。
試運転
ちょっとお試しで分ったTips
Unicode
emacsにmule-ucsを入れて日本語設定をしているので日本語文字はUnicodeになります。
PythonでUnicodeを使う場合には、エンコードを指定する必要があります。
#! /usr.bin/python # -*- coding: utf-8 -*- print "こんにちは、Python!"
python-mode
インデントや色付けは問題なくできます。
py-execute-regionで選択範囲を実行することができます。
それ以外の機能は、あるのかないのか…
ひとまず、入門環境の整備はおしまい。