MacのTime Machine + Time Capsuleがあまりに良くできているのでUbuntuのバックアップについても調べてみました。
UbuntuにもSimple Backupというのがあり、お勧めの設定で自動的にバックアップを取ることができます。
お勧めの設定というのは、これです。
バックアップは、同じマシンの/var/backupに作成されますがssh経由でリモートマシンの任意の場所に作成することもできます。
バックアップ方法とバックアップ先を決めてバックアップを開始するとsbackupdというデーモンがポリシーに従ってバックアップを作成してくれます。
ssh経由でリモートマシンにバックアップした場合、sshのパイプを使っているらしくローカルマシンのディスクは消費しません。
以下、導入方法です。
sbackupのインストール
以下でインストールできます。
$ sudo apt-get install sbackup
パッケージの情報を保存
お勧めの設定では、ユーザのホームディレクトリ、/etc、/var、/usr/localを週一回フル、毎日増分でバックアップされます。
OSやパッケージは、バックアップされないためインストールしてあるパッケージを下記で保管しておく必要があります。
$ dpkg --get-selections > dpkg-get-selections.txt $ dpkg -l > dpkg.txt $
設定
デスクトップのシステム-システム管理-バックアップの設定で設定画面が開きます。
画面の通り、バックアップ対象、除外するファイル、バックアップ先などを設定して開始するとバックアップが始まります。
バックアップの復元
デスクトップのシステム-システム管理-バックアップの復元でバックアップしたファイルを戻せます。
今、実行しているバックアップが完了したら復元のテストもして見なくては…