サーバの監視にNagiosを使ってきましたが、zabbixに乗り換えます。
zabbixは、サーバ、Webインタフェース、エージェントで構成されており、それぞれaptパッケージがあるのでDebian/Ubuntuへの導入は簡単です。
特別な設定なしに、ユーザのロケールを設定するとUIは、日本語表示になりました。
まだ、使い方に慣れていませんが、Nagiosのようにサーバや監視項目をグループ化して設定をすることができそうです。
Nagiosとの大きな違いは、これらをWebインタフェースから設定できるということです。
また、ディスカバリの機能もあり、設定したIPアドレスの範囲でzabbixのエージェントなど特定のサーバを探して、状態によって監視対象への追加をしてくれそうな雰囲気です。
インストール
zabbix-server-[データベース]パッケージがいくつかありmysql, postgresqlから選択できます。
Webインタフェースは、zabbix-frontend-phpパッケージです。
$ sudo apt-get install zabbix-server-mysql zabbix-frontend-php $
設定
デフォルトのままだと、Webインタフェースの画面でphp5のdate.timezoneが設定されていないと警告されます。
下記のファイル修正とapacheの再起動で警告はなくなります。
$ sudo bzr diff === modified file 'php5/apache2/php.ini' --- php5/apache2/php.ini 2010-03-13 03:49:12 +0000 +++ php5/apache2/php.ini 2010-03-13 13:56:01 +0000 @@ -625,7 +625,7 @@ [Date] ; Defines the default timezone used by the date functions -;date.timezone = +date.timezone = Asia/Tokyo ;date.default_latitude = 31.7667 ;date.default_longitude = 35.2333 $
あとは、Webインタフェースで設定するだけですが、少し慣れる時間が必要です。