dns

named-checkzoneの振舞が変った?

だいぶまえにDNSに逆引きの設定を書きましたが内容に誤りがあったようです。
ひさしぶりにDNSにサーバを登録しようと思ったところnamed-checkzoneで下記のエラーが出ました。

$ named-checkzone *** db.***.rev
zone ***/IN: NS '***' has no address records (A or AAAA)
zone ***/IN: not loaded due to errors.
$

Aレコードが見付からないというエラーですが、以前は、そのあとOKとなっていました。
named-checkzoneコマンドのチェックが厳しくなったのだと推測します。

そもそも指定するドメインが間違えていた

いろいろ調べてみたのですが、これという情報はありませんでした。
チェックしているdb.***.revファイルは、逆引きの指定ですがnamed-checkconfigコマンドのマニュアルと/etc/bind/named.conf.localを見ていて、逆引きファイルの設定をチェックするには、逆引きのドメインを指定する必要があることに気が付きました。
下記のように逆引きの設定ファイルをチェックする時に/etc/bind/named.conf.localに設定されている逆引きドメインの名前にしました。

$ sudo bzr diff Makefile
=== modified file 'bind/Makefile'
--- bind/Makefile	2010-03-27 06:07:50 +0000
+++ bind/Makefile	2010-07-31 03:58:11 +0000
@@ -8,7 +8,7 @@
checkzone:
named-checkzone *** db.***.zone
-	named-checkzone *** db.***.rev
+	named-checkzone *.*.in.addr.arpa db.***.rev
$

これで、エラー/警告ともなくなりました。

$ make checkzone
named-checkzone *** db.***.zone
zone ***/IN: loaded serial 20091075
OK
named-checkzone *.*.in.addr.arpa db.***.rev
zone *.*.in.addr.arpa/IN: loaded serial 20091054
OK
$
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