Mac版VSCodeでPython環境を作ろうとしましたが、断念しました。
gitを認識しない
ターミナルでは、問題なくつかてているgitをVSCodeが認識しませんでした。
ソース管理の画面を開くと「有効なソース管理プロバイダはありません。」と表示されます。
結局、ターミナルでgit init .
したディレクトリでcode .
コマンドでVSCodeを開くと、なぜか使えるようになる不思議な動きで解決しました。
もはや、原因はわかりませんが、やったことは下記の通り。
- 拡張機能で@builtin gitが有効化されていることを確認
Code-基本設定-設定
のユーザ設定
に"git.path": "/usr/bin/git"
を追加
codeコマンドを使えるようにするためにコントロールパレットでshell command: install `code` command
を選択しました。
原因は、全くわかっていませんが、ターミナルで、
gti init sample cd sample code .
とやって認識するようにはなりました。
pythonを認識しない
Macのpythonはデフォルトでは、python2です。
brewでpython3.7をインストール済みでした。
VSCodeでpythonのプロジェクトを開くとpythonの拡張機能をインストールするか聞かれるので、インストールします。
コントロールパレットでpythonのインタープリタを選択すると、なぜか、開いたプロジェクトしか選択できず、/usr/local/bin/python3
を指定しても反応なし…
ワークスペースからプロジェクトを削除して、VSCodeを再起動したところpythonインタープリタに/usr/local/bin/python3が指定できました…
原因がわからない、なぞ設定でVSCodeを全く信用できなくなってきました。
poetryとの親和性がとても悪い
pythonのプログラムは、poetryで環境や依存ライブラリの管理をしていました。
コントロールパレットでpython: すべての単体テストを実行
とやるとテストフレームワークがないから拡張機能をインストールするか聞かれます…
インストールすると、python3のpipコマンドがpip3なのでpython2のpipを使って何かをインストールしようとして失敗…
それならば、ターミナルからvenvでpython3環境を作ってVSCodeを起動すればと、考えましたが、なぜかcodeコマンドが使えない。
activateしたときのパスの問題かと思いきや/usr/local/bin/codeにシンボリックリンクされているcodeコマンドがなくなっている…
どうやら、VSCodeでcodeコマンドを有効にすると、/usr/local/bin/code -> /private/var/folders/rt/25m7j4r14bd7g80qdrfrpdl00000gn/T/AppTranslocation/<なにかのID>/d/Visual Studio Code.app/Contents/Resources/app/bin/codeにシンボリックリンクを貼るようですが、VSCodeを終了・起動すると<なにかのID>は、別物になってしまうような…
もう無理…
VSCodeのpoetry拡張機能はないようなので、このうえ、VSCodeとpoetryの二重管理で余計な混乱が増えるのは目に見えている…
きっとWindows版のVSCodeでは問題ないのでしょう。
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