Windowsでzabbix-agentをバージョンアップしました。
基本的には、Windowsサービスから旧バージョンを削除して再登録です。
旧バージョンの停止とサービスのアンインストール
–stopオプションでサービス停止、-dオプションでサービスの削除ができます。
C:\bin\zabbix_agents_1.8.5.win\win32>zabbix_agentd.exe --stop -c \bin\zabbix\etc\zabbix_agentd.conf zabbix_agentd.exe [6448]: Service "Zabbix Agent" stopped successfully. C:\bin\zabbix_agents_1.8.5.win\win32>zabbix_agentd.exe -d -c \bin\zabbix\etc\zabbix_agentd.conf zabbix_agentd.exe [2116]: Service "Zabbix Agent" uninstalled successfully zabbix_agentd.exe [2116]: Event source "Zabbix Agent" uninstalled successfully. C:\bin\zabbix_agents_1.8.5.win\win32>
新バージョンのインストールと起動
新しいバージョンの-iオプションでサービスを登録します。
C:\bin\zabbix_agents_2.0.0.win\bin\win32>zabbix_agentd.exe -i -c \bin\zabbix\etc\zabbix_agentd.conf zabbix_agentd.exe [2384]: service [Zabbix Agent] installed successfully zabbix_agentd.exe [2384]: event source [Zabbix Agent] installed successfully C:\bin\zabbix_agents_2.0.0.win\bin\win32>
–startオプションで起動もできますが、確認がてらコントロールパネルから起動します。
ファイアウォールの設定
Windowsファイアウォールの設定をしないと基本的に繋がりません。
Windows7の場合の設定方法です。(他のバージョンでもだいたい同じ感じです)
Windowsファイアウォールの設定(Windows7)
- コントロールパネル−システムとセキュリティ−Windowsファイアウォール−詳細設定
- 受信側の規則
- 操作−新しい規則…
- 規則の種類:”ポート”を選択する。
- プロトコルおよびポート: “TCP”を選択する。“特定のローカルポート”に10050-10051を入力する。
- 操作:”接続を許可する”を選択する。
- プロファイル:”ドメイン”のみチェックする。
- 名前:zabbix agentを入力する。
動作確認
zabbixサーバ側から下記のコマンドで確認します。
$ zabbix-get -s サーバ名 -k agent.version
エージェントのバージョンが表示されればOKです。