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Solarisのsarコマンド

sarコマンドでDebian/Ubuntuのsarコマンド設定を書きました。
Solaris11でもSolarisのシステム管理(上級編)にオフシャルな設定がありました。

設定

Solaris11をインストールした状態では、以下のようにsarコマンドを利用できません。

solaris11$ sar
sar: can't open /var/adm/sa/sa21
No such file or directory
solaris11$ 

スポットで使う場合は、インターバルと回数を指定すると使うことができます。

solaris11$ sar 1 3
SunOS solaris 5.11 snv_151a i86pc    04/21/2012
09:06:10    %usr    %sys    %wio   %idle
09:06:11       0       0       0     100
09:06:12       0       1       0      99
09:06:13       0       0       0     100
Average        0       0       0     100
solaris11$ 

Solarisのシステム管理(上級編)の「sa1スクリプトを使用したsadcコマンドの定期的な実行」に記載されている方法の通り下記のコメントアウトを解除するのが一番簡単なようです。

solaris11$ sudo tail -3 /var/spool/cron/crontabs/sys
# 0 * * * 0-6 /usr/lib/sa/sa1
# 20,40 8-17 * * 1-5 /usr/lib/sa/sa1
# 5 18 * * 1-5 /usr/lib/sa/sa2 -s 8:00 -e 18:01 -i 1200 -A
solaris11$ 

平日と休日で情報を収集する間隔を変えているようです。
稼働時間に合わせて調整すると良いでしょう。
下記のようにコメントアウトして暫く待つと/var/adm/saにsa日付のファイルができます。

solaris11$ sudo crontab -e sys
solaris11$ sudo tail -3 /var/spool/cron/crontabs/sys
0 * * * 0-6 /usr/lib/sa/sa1
20,40 8-17 * * 1-5 /usr/lib/sa/sa1
5 18 * * 1-5 /usr/lib/sa/sa2 -s 8:00 -e 18:01 -i 1200 -A
solaris11$ ls /var/adm/sa
sa21
solaris11$ sar
SunOS solaris 5.11 snv_151a i86pc    04/21/2012
09:12:14    %usr    %sys    %wio   %idle
09:14:15       0       1       0      99
solaris11$ 
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