のぼうの城で成田長親に、とても興味を覚えて同じ史実を扱った小説を探しました。
成田長親や長親の周りに団結する家臣、百姓、商人の描き方に微妙な違いがあります。
のぼうの城では、前半はたよりない長親が家臣団に助けられながら難局を乗り切り、後半には家臣も舌を巻く妙手や交渉を繰り出すギャップが痛快です。
水の城では、実直なようで、裏では切れ者といった描き方をしています。
ほんとは、どんな人物だったんでしょうね。
成田記でも読んでみるかな。
- 作者: 風野真知雄
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (17件) を見る