hddtempでハードディスクの温度を調べることができますが、ZABBIXでグラフを書いてみました。
NP11-Pのハードディスクの温度は、42〜43度、KURO-BOXは、36〜37度でした。
インストール
hddtempパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install hddtemp
sudoersの設定
hddtempの実行には、root権限が必要です。
sodoを使ってzabbixユーザがパスワードなしでhddtempコマンドを使えるように/etc/sodoersに下記の1行を追加します。
追加するときは、visudoコマンドを使います。
$ sudo visudo
zabbix ALL=NOPASSWD: /usr/sbin/hddtemp
ZABBIXの設定
ZABBIXのagentでdisk.temp[デバイスファイル名]と指定されたらhddtemp -n デバイスファイル名を実行するように指定します。
$ diff -u zabbix_agentd.conf.old zabbix_agentd.conf === modified file 'zabbix/zabbix_agentd.conf' --- zabbix/zabbix_agentd.conf 2010-04-02 19:59:00 +0000 +++ zabbix/zabbix_agentd.conf 2010-04-04 19:18:51 +0000 @@ -86,3 +86,5 @@ +# hddtemp +UserParameter=disk.temp[*],sudo hddtemp -n $1 $
動作確認
手動で同じコマンドを打ってみます。
$ sudo /usr/sbin/hddtemp -n /dev/sda 43 $
ハードディスクの温度は、43度です。
ZABBIXの設定
Webインタフェースの設定-ホストを選んでテンプレート-選択-Itemsにdisk.temp[/dev/sda]を追加してしばらく待つとグラフが作成されます。
デフォルトでは、ItemにCPUの温度があるので、それを複製すると簡単に設定ができます。