bazaarは、ユーザ名の設定や管理対象外のファイル指定をコマンドで指定できるところが気に入りました。
ユーザ名の指定
whoamiコマンドを使って設定と確認ができます。
デフォルトでは、unixアカウントが指定されています。
$ bzr whoami [GCOSフィールドの名前] <[unixアカウント]@[サーバ名]> $
設定する場合には、emailフォーマットを引数に渡すと設定できます。
$ bzr whoami "Full Name <e-mail>" $
管理対象外ファイルの指定
バージョン管理対象外にするファイルの指定方法は、それぞれのバージョン管理ソフトで微妙に異なります。
ですが、実際には避けて通れないところです。
bazaarは、ignoreコマンドでファイルを指定するだけです。
オブジェクトや実行ファイルなど全体で除外したい場合には、$HOME/.bazaar/ignoreファイルに設定することができます。
ワイルドカードを指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
$ bzr st unknown: file1.oo $ bzr ignore "*.oo" $ bzr st added: .bzrignore $ cat .bzrignore *.oo $ bzr commit -m "added ignre" Committing to: /tmp/bzr-test/ added .bzrignore Committed revision 3. $
設定を確認するには、ignoredコマンドを使います。
$ bzr ignored file1.oo *.oo file1.txt.~1~ *~ $