プロセスの数やメモリ、CPUの上限を監視するには、check_procsを使います。
プロセス数の監視
-Cは、psのcommandの数を監視します。-aを使うとオプションなども含めて数えることができます。
$ ./check_procs -C bash -w 1 -c 4 PROCS WARNING: 4 processes with command name 'bash' $
プロセスが使うメモリの上限
仮想メモリとしてトータルのメモリ使用量上限は、VSZで監視できます。-Cや-aを指定して特定のプロセスのメモリ使用量を監視できます。
RSSは、実メモリに常駐している使用量の上限を監視できます。
閾値の単位は、バイトです。
$ ./check_procs -w 10 -c 100000 --metric=VSZ -a bash VSZ CRITICAL: 1 crit, 0 warn out of 1 process with args 'bash' $ ./check_procs -w 10 -c 100000 --metric=RSS -a bash RSS WARNING: 1 warn out of 1 process with args 'bash' $
プロセスが使うCPUの上限
CPUの監視は、プロセス毎の上限を指定できますが、check_procsでの監視は難しいかもしれません。
CPUの利用が一時的にあがったとしても障害と判断することができないからです。
$ ./check_procs -w 10 -c 20 --metric=CPU -a bash CPU OK: 1 process with args 'bash' $