Nagiosは、設定ファイルを手で修正するためタイプミスや勘違いでNagiosが起動しなくなることが良くあります。
複数台の異なるバージョンのnagiosを使っているとコマンド名や設定ファイルの位置の微妙な違いで操作を間違えることもあります。
Makefileを用意すると、どのマシンでも同じオペレーションで間違いを避けることができます。
再起動の操作
どのマシンでも下記のオペレーションで再起動します。
設定ファイルのチェックをして、スペルミスがあれば再起動はしません。
設定ファイルが問題なければ、Mercurialに設定ファイルをコミットします。
$ cd [nagiosインストールディレクトリ] $ sudo make restart
玄箱のNagios2 と ubuntu のMakefile
Debian 5.0へのアップグレードを躊躇しているのでNagios 2.0のままです。
2を3に修正するとUbuntu/DebianのNagios 3.0に対応できます。
$ cat Makefile NAGIOS=nagios2 CFG=/etc/nagios2/nagios.cfg INITD=/etc/init.d/nagios2 check: ${NAGIOS} -v ${CFG} restart: commit ${INITD} restart commit: check hg commit -m "update by make"
Mac の Makefile
MacPortsでインストールすると/opt/localにインストールされます。
$ cat Makefile NAGIOS=/opt/local/bin/nagios CFG=/opt/local/etc/nagios/nagios.cfg INITD=/opt/local/var/nagios/nagios.init check: ${NAGIOS} -v ${CFG} restart: commit ${INITD} restart commit: check hg commit -m "update by make" $
設定ファイルのスペルミスでNagiosサーバが起動しないことを避けるためにNagiosの再起動する前には、必ず設定ファイルのチェックをかけます。