Nagiosのパフォーマンス情報をグラフ化したいのですがPerfPraseもNagiosGraherも意外と面倒くさそうなので、お手軽なmuninを試して見ました。
驚くほど簡単にマシンの稼動状況をグラフ化してくれます。
プラグインもたくさん用意されているようですが、追加しなくてもローカルマシンで取れるかなりの量の情報をグラフ化してくれます。
こんな感じでNTPがOffsetを修正していく様子をグラフで見ることができます。
muninのインストール
Debian/Ubuntuは、パッケージが用意されています。
muninがサーバ、munin-nodeがクライアントです。
$ sudo aptitude install munin munin-node
muninサーバの設定
localhostのモニタリングは、/etc/munin/munin.confの設定を変更が必要でした。
しばらくしたら、http://localhost/munin/にアクセスするとグラフにアクセスするためのインデックスページができています。
$ cd /etc/munin $ hg diff -r 0 -r 1 | egrep "^[-+]" --- a/munin.conf Tue Mar 24 00:28:56 2009 +0900 +++ b/munin.conf Tue Mar 24 22:57:51 2009 +0900 -[localhost.localdomain] +[localhost] $ sudo /etc/init.d/munin-node restart * Stopping Munin-Node [ OK ] * Starting Munin-Node [ OK ] $
リモートマシンの追加
リモートマシンの設定は、以下の通りです。
$ sudo aptitude install munin-node
muninクライアントの設定は、host_nameにインデックスページに表示されるサーバ名とmuninサーバのIPアドレスの2つです。
$ cd /etc/munin $ hg diff | egrep "^[-+]" --- a/munin-node.conf Tue Mar 24 00:49:22 2009 +0900 +++ b/munin-node.conf Tue Mar 24 00:59:23 2009 +0900 -#host_name localhost.localdomain +host_name client1 -allow ^127\.0\.0\.1$ +allow ^10\.1\.10\.100$ $
muninサーバ側では、クライアント名とIPアドレスを追加します。
$ cd /etc/munin $ hg diff -r1 | egrep "^[-+]" --- a/munin.conf Tue Mar 24 22:57:51 2009 +0900 +++ b/munin.conf Tue Mar 24 23:42:04 2009 +0900 +[client1] + address 10.1.10.10 + use_node_name yes $
これも、しばらく待ってアクセスするとグラフが追加されます。